乳歯列の矯正治療例
一部の反対咬合や交叉咬合、指しゃぶりなどの悪い癖による上顎前突や開咬などは、乳歯の時期からでもシンプルな装置による矯正治療や悪習癖の改善指導を行うことで、その後の発育に良い影響を与えることができます。
乳歯列の反対咬合(はんたいこうごう)受け口
かみ合わせたときに、下の前歯が上の前歯より前に出てしまっている状態です。 ほうっておくと、発音が悪くなったり、下唇が出ているために口もとがしゃくれて見えます。 歯の生えている角度に問題がある場合(歯性反対咬合)と、 上あごの劣成長や下あごの過成長に問題がある場合(骨格性反対咬合)と、 その両方の問題がある場合があります。 骨格よりも歯の生えている角度に問題がある場合には、乳歯のうち(4~5歳以降)に治療することで、必要以上にあごを前へ出さなくなり、その後の発達をよい方向へ導きます。

クロダプレートにて治療しました。(約3ヶ月)