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矯正治療中の虫歯予防
矯正中の歯みがきグッズ
当院では固定式の矯正装置(ご自身で取り外しできない装置)を初めてセットした患者様に歯みがきセットを お渡ししています。お口の中にはブラケット、バンド、ワイヤーなどが装着されており、それらのまわりが汚れやすく、 磨きにくいので虫歯や歯肉炎になりやすいです。歯ブラシの他にいろいろなグッズを利用して、ていねいにじっくりと 汚れを落としましょう。
当院でお渡しする歯科用品は次のものです!
歯ブラシ(お口の状況に合わせてタフト24 または EX kodomo 12S )
毛先が広がったら、または広がらなくても1ヶ月に1回は交換してください。
歯間ブラシ
ワイヤーの下を磨きます。矯正中は極太タイプがおすすめです。
ポイントブラシ
ワイヤーの下や装置のまわりを磨きます。
GCフッ素洗口液
フッ素が歯の質を強くします。毎晩寝る前に、歯みがきのあと、2倍に薄めた本液で30秒、お口全体に行き渡らせるようにブクブクうがいをして、吐き出してください。その後は、お口を水などでゆすがず、何も飲まないでください。
プロスペックデンタルミラー
お口の中を見るための鏡です。
歯の裏側など、正面から見えない箇所のチェックに使ってください。
ルシェロペースト
泡立ちを抑えてあり、長い時間みがくことができる歯磨き粉です。研磨剤も少なく、歯にやさしく充分なブラッシングが行えます。
ハミガキ上手PRO
歯垢染め出し 兼 液体歯みがきです。 歯垢チェックと歯みがきが同時にできます。
歯みがきについてのプリント(ファイル)
ブラッシングの仕方や、むし歯予防・歯肉炎について書いてあります。スタッフが作ったオリジナルです。ご自宅でご覧ください。
初めて固定式の矯正装置をつけて歯科用品をお渡しする時にそれぞれの使い方、歯の磨き方などを歯科衛生士がお話をさせていただきます。 不安に思っていることや、わからないことはお気軽におたずねください。
矯正中に虫歯を作らないために
歯並びがきれいになっても虫歯だらけでは困ってしまいます…。
虫歯は下の図(カイスの輪)のように4つの要因がすべてそろって発生します。
虫歯にならないようにするには4つの要因をそろえないようにすることが大切です。
こちらもごらん下さい。→虫歯の進行
歯質【虫歯に対する 歯の抵抗力があるかないか】
それぞれの人が持つ歯の質や歯並びのことです。歯質を強くするにはフッ素洗口やMIペーストが効果的です。
時間【糖分にさらされている時間が 長いか短いか】
歯とミュータンス菌と糖分が一緒になって時間がたつと虫歯になります。おやつを取る時間を決める、すぐに歯磨きをするなど糖分が口の中にある時間を短くすることが効果的です。
ミュータンス菌【ミュータンス菌が 口の中にいるかいないか 】
虫歯の原因となるのは「ミュータンス菌」という細菌です。歯磨きをしてミュータンス菌を減らすことが効果的です。
糖分【砂糖などの虫歯になりやすい 食べ物を、どのくらい、どのようにとっているか 】
ミュータンス菌は糖分から歯を溶かす酸を作ります。甘いものを減らしたり砂糖のかわりにキシリトールを使ってミュータンス菌が糖分を利用できないようにすることが効果的です。